二の腕のブツブツ
Columnコラム
二の腕の「ブツブツ」とは、主に「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」と呼ばれる皮膚の状態を指している場合が多いです。これは毛穴に角質が詰まることで、二の腕や太もも、背中などに小さなブツブツが現れる症状です。かゆみや痛みは通常ありませんが、見た目が気になる場合が多いです。
対策やケア方法を紹介します。
原因
- 角質の蓄積
毛穴に古い角質が詰まり、皮膚がざらついて見えます。 - 遺伝的要因
家族に同じ症状を持つ人がいる場合、遺伝的な要素が関与している可能性があります。 - 乾燥
肌が乾燥すると症状が悪化しやすいです。
ケア方法
- 保湿
保湿クリームやローションを使い、皮膚を乾燥から守ります。
尿素入りやセラミドを含む保湿剤が特におすすめです。 - 角質ケア
ピーリングやスクラブで古い角質を取り除くことが役立ちます。ただし、やりすぎると皮膚を傷めるので、週に1〜2回程度に留めましょう。 - 皮膚科を受診
酷い場合は皮膚科で診断を受けると、適切な薬や治療を提案してもらえます。例えば、ビタミンA酸(トレチノイン)や保湿剤を処方されることがあります。 - 入浴後のケア
入浴後は角質が柔らかくなるため、保湿剤を塗る良いタイミングです。また、あまり熱いお湯で洗うのを避けましょう。 - 食事や生活習慣の改善
ビタミンAやE、良質な油分を含む食品(アボカド、ナッツ、魚など)を摂ることが役立つ場合があります。
やってはいけないこと
- 強くこすりすぎる:皮膚を傷めてしまい、炎症を引き起こす可能性があります。
- 自己流で薬を使う:ステロイドなどを自己判断で使うのは避けましょう。
適切なケアを続ければ改善が期待できるケースが多いので、焦らず地道に取り組んでみてください!